<目次>
前編「CBDを知る前に、身体の仕組みを知る」
1:「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」とは?
2: 「カンナビノイド欠乏症」に注意する
3:身体の中の「カンナビノイド受容体 [CB1/CB2]」について
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皆さんこんにちは!
麻市 ASA-ICHIです!
"CBD"について「前編/中編/後編」
わかりやすく噛み砕いてお伝えするこの回!
本日の[前編]では「まずはCBDを知る前に、そもそも身体のどこに何が起きるのか?」をお伝えします!
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何気無い普段の中のお悩みや、Well-being(ウェルビーイング)を意識した習慣に寄り添うべく「豊かな生活に不可欠な、大麻由来成分の知識」を一緒に掘り下げ学んでいきましょう!
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1:「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」とは?
▲エンド・カンナビノイド・システム (ECS)とは?
まず初めに「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」という身体の仕組みを勉強しましょう!
「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」とは "誰もが元から身体にある仕組み" です。
分かりやすく言うと「身体全体を最適な状態に保つ」上で重要な身体のシステム。
「ホメオスタシス(生体恒常性)を維持するため常に働いている仕組み」
=「エンド・カンナビノイド・システム(Endocannabinoid system:略してECS)」といいます。
▲ホメオスタシスとは?
私たちは生きているだけでも様々なストレスにさらされていますが、それでも良い状態を保てるようになっています。
そのことをホメオスタシス(生体恒常性)と言いますが、人間は体に不調が起きると、人体に備わっているホメオスタシスによりバランスを整えようとします。
---まとめると
体内の不調を伝達して整えるように働きかけるのが「カンナビノイドやカンナビノイド受容体」たちであり、これら一連の働き(生体恒常性~カンナビノイド受容体)を総称して「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」と呼びます。
(※ホメオスタシス(生体恒常性)とは、私たちが、身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態(体温・血糖・免疫)を一定に保つことを言います。 ホメオスタシスを維持することは、身体の呼吸・循環・排泄・食物摂取の機能が正常でなければなりません。)
2.「カンナビノイド欠乏症」に注意する
続いては「カンナビノイド欠乏症」に気をつけましょう、というお話です。
(※「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」がうまく働かないと「カンナビノイド欠乏症」という状態になって様々な疾患に繋がる可能性がある)
▲ホメオスタシスが保たれるには?
▲内因性カンナビノイドが不足すると…?
この「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」を最適に保つことこそ、皆さんが元気に生活するために1番に気を使いたいことと言っても過言ではありません!
なぜか…??
それは「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」が
【食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶】などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
反対に「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」がうまく働かないと「カンナビノイド欠乏症」という状態になって様々な疾患に繋がる可能性があるとも言われています。
▶︎「カンナビノイド欠乏症」を防ぐためには、体内で不足したカンナビノイドを補う必要がある。
この内容は次回[CBDについて 中編]で説明!
-https://asa-ichi.com/blogs/health/asaichi_column_about_cbd_part2
3. 身体の中の「カンナビノイド受容体 [CB1/CB2]」について
先ほどは「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)の存在」と「ホメオスタシス」「カンナビノイド欠乏症」について学びました。[3.]では、エンド・カンナビノイド・システム (ECS)と密接に関わる「カンナビノイド受容体 [CB1/CB2]」について深掘ります。

▲内因性カンナビノイドを受け取る側にも、2つの受容体があります
まず「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」の働きには、体の中で作られる"内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)"と呼ばれる物質が関わっています。
具体的には主に2つの内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)。
1990年代に発見された「アナンダミド(N-アラキドノイルエタノールアミド)」と「2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)」があります。
これら内因性カンナビノイドは、実は私たちの身体の中で作られており、ECSの働きに影響しています。
そして、内因性カンナビノイドを受け取る側にも2つの受容体があり
「1型カンナビノイド受容体(CB1)」と「2型カンナビノイド受容体(CB2)」があります。

▲CB1受容体とCB2受容体の働き
先ほどの「内因性カンナビノイド(アナンダミドや2-AG)」がこれらの「CB1/CB2受容体」に作用して、ホメオスタシスを維持するための活動に関わっています。
つまり皆さんが元気に生活するために気を使いたいことは「カンナビノイド欠乏症([2.]に記述)」にならないように、体内のカンナビノイドを保つこと!
さて。
本題に入ります。
じゃあどうすれば、この「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」を最適に保つことができるのか??
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・
そうです!
"CBD"があるのです!
ピンときましたか?
"CBD"こそが植物性カンナビノイドと呼ばれる物質の一種で、外から取り入れる形で摂取することができます。
(皆さんもご存じのCBDオイルなど)
この植物性カンナビノイドは、不足した内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)に代わって、各受容体と結合することによりECSの働きを活性化・正常に保つ。
と言うわけで次回は、「エンド・カンナビノイド・システム (ECS)」を最適に保ち、日々の生活を豊かにしてくれる"CBD"を深ぼっていきましょう!
▶︎-どのサイトよりも噛み砕いてお伝えする「CBDについて [中編] 」
につづく…
-https://asa-ichi.com/blogs/health/asaichi_column_about_cbd_part2
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