アルコイリスは
「ペルーのNGO・企業・大学と連携し、貿易の促進を基本とした相互交流による持続可能な熱帯雨林地域開発の実証」
をミッションとしています
2005年からペルー人ホセ・アナヤ氏のプロジェクトに参加し、インカインチの開発を分担している。
インカインチの開発は、その歴史が浅いだけに課題が多く、農業生産、加工生産、研究開発、市場開発と広範囲に渡り、常に持続可能な生産の確立と普及を強く意識しています。
そのため、農業生産ではアグロフォレストリーシステムや有機栽培などエコロジカルな方法による適正技術を、加工生産では高品質な製品の生産を重視し、それぞれの目的の達成を、生産地の生態系や多様性を大切にしながら目指しています。
インカインチの加工工程においては、大量生産を目的とした産業用搾油機に代わり、オペレーションにあたり電気を必要としない「玉絞り式手動搾油機」を、畑に隣接した村の共同作業場に導入し、新鮮な原料をより低い温度で加工することで、経済的付加価値の高い「プレミアムオイル」の製造に取り組んでいます。